個人的な中学受験ニュース(2023/05/01週)

中学受験ニュース

2023/05/01週の個人的に気になる中学受験関連ニュースに対して、自由気ままに感じたことをコメントする記事となります。当時の考えのため、後日考えが180度異なるかもしれません…。

中学受験ニュース(2023/05/01週)

小学生に「行きたい中学」を選ばせるのは無理がある

小学生に「行きたい中学」を選ばせるのは無理がある 中学受験のプロが口を揃える理由とは〈dot.〉
「詰め込み」「偏差値」というイメージが強い中学受験。「受験のための勉強は子どもの将来に役に立つの?」「難易度より、子どもを伸ばしてくれる学校を選び...

「詰め込み」「偏差値」というイメージが強い中学受験。「受験のための勉強は子どもの将来に役に立つの?」「難易度より、子どもを伸ばしてくれる学校を選びたい」といった悩みを抱えている親御さんも増えています。思い切って「偏差値」というものさしから一度離れて、中学受験を考えてみては――。

僕の教室の生徒さんたちを見ている印象では、子どもが持っている情報は圧倒的に少ないですよね。子どもは現実的に未来のことを想像することが苦手ですから、少ない情報をもとに学校生活やその先の人生にどう繋がっていくのかを想像するのは無理があるな、と感じています。やはり1回や2回見学に行っただけでは、なかなかリアリティーって持てないですよ。保護者の方は説明会に行くと「この学校の出口(進学先)はこんな感じなのね」と、肝心の学校生活よりも、その先にリアリティーを持ってしまったりするんですが(笑)。

僕も同じようなことをやりますね。「行ってきた学校のよかったところを3つ挙げて」と聞きます。同時に、「いまいちだったところも3つ挙げてみて」と言うんです。そうするとその子がその学校のどこがいいと思っていて、どこが悪いと思っているかの視点や価値観が見えてきます。

受験生自身がいちばんリアリティーを持てるようになるのは、その学校に通っている生徒と対話することだと思います。学校でイベントなどがあったら行って話を聞くのもいいし、紹介してもらって学外で会うのでもいいでしょう。対話をしてみて、わくわくできるか、その学校に行きたいなって思えるか、あるいは違和感がないか、というのを確認する作業はすごく大事だと思います。もちろん生徒だけでなく、先生との対話でもいいんです。体験授業に行って、何かやったときに先生が声をかけてくれて、「それがきっかけでうちの子、火がつきました」、という話をされる保護者の方も結構います。

あとはやはり、親御さんの価値観でしょうね。どういう6年間にしたいのか、受験してまで行かせるならそこに何を求めるのか、家庭の軸を持っておかないと、どこの学校に行っても同じように素敵に見えてしまいます。

個人的には、学校見学の機会は子供の好みを言語化するまたはモチベーション向上のキッカケに利用したいと考えています。

但し、指摘の通り、親としては中高生活6年間の後・将来を見据え過ぎている感があるので、子供自身の中高生活6年間の学校生活に焦点を当てることも忘れてはいけないと感じました…。

英語教師としての経験も糧に、子ども4人東大合格「佐藤ママ流教育」確立の裏側

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第1子を授かったとき、社会に出ても自分の力で食べていけるような子に育てたいと思いました。よく子どもの自立のために「幼稚園の時から一人で靴下を履けるようにする」「小学校なら自分で宿題をできるようにする」と言いますが、自立といっても精神的、経済的、社会的といろいろあり、そもそもあいまいです。そんな自立を子育ての目標にするよりも、どんな時代になっても子どもたちが自分で食べていける「自活」を私は目指すことにしたのです。

そこで私は子どもが3歳になるまでに1万曲童謡を歌い、1万冊絵本を読むということを仕事として自分に課したのです。そうやってノルマをこなしていくことが、結果として子育ての支えとなりました。子育てと仕事を分けて考える人は多いですが、意外と似ているものなんですね。

そもそも日本語はなかなか難しい言語です。将来、日本人としてその文化と歴史を担っていかなければならないのに、日本語もおぼつかない状態で中途半端に英語を学ばせても効果は薄い。むしろ、日本語をしっかりと学ばせるほうが先決だと私は考えています。

子育てはトライ・アンド・エラーの塊です。親はトライすることを怖がってはいけません。私のモットーは「とりあえずやってみる」こと。完璧でなくてもいい。ざっくりとやりながら、修正を加えていけばいいのです。

「三つ子の魂百まで」というように、3歳までしっかり叱る、または、まったく叱らないと2通りの方法があるといわれています。私も悩みましたが、叱っても1歳の子どもにはわからないので、結局、いっさい叱りませんでした。

むしろ、私の子どもたちは、運動部で真剣に練習して、帰宅して手のひらを返すように勉強していました。メリハリをつけるのがうまかったと思います。得てして、やる気がないと勉強できないと子どもは言いますが、やる気は関係ない。やらなければいけないのだから勉強しなさいと私は言っていました。

佐藤ママに関しては最近chatGPT,タブレット等でホリエモン氏・ひろゆき氏らに嚙みつかれていましたね笑。個人的には両者正しいというか、土俵が異なる話をしているのではと思いました。

幼少期の巧緻性を重視したり、視力低下を危惧したりしますけど、chatGPT, AI自身を用いて受験戦争を勝ち抜く時代も遠くないと思います。

分からない言葉がある時、国語辞典で地道に調べるのか、chatGPTで意味と例文を調べるのか、国語辞典の役割を理解したら、後者を使いこなすことに時間を割きたいと思いますけどね。12歳までタブレット禁止はやりすぎのような…。

完全に話が逸れましたが、GWのためアンテナが低いせいもあり、中学受験に関連する気になるニュースは少なめでした。

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