東京都内で農業体験が出来る公共施設、足立区都市農業公園で春の収穫体験をしてきました。実は昨年は夏の収穫祭に参加したことがあり、今回で2回目となります。
東京都内の農業体験施設は、少し都心から離れたり、民間施設だったりするため、今まで訪れるのが億劫だったのですが、公園の近辺に住んでいる友人に教えてもらってからハマり始めています。
2024年4月上旬には「春の花まつり」と称して、先着順の「サラダ野菜の収穫体験」があり、開園前から並んでいくつか野菜を収穫させていただきましたので、簡単に紹介いたします。
足立区都市農業公園とは
足立区都市農業公園は「自然に学ぶ、自然と遊ぶ、自然と共に生きる」をテーマに、園内の田んぼや畑では自然の仕組みを活かした無農薬無化学肥料での栽培を行い、自然教育普及やプログラム実施、収穫物の園内マルシェでの販売を行っています。
また自然解説員が園内各施設(ビジターセンター、人と自然の共生館、工房棟)に配置されており、いつ来ても楽しんでいただける公園を目指しています。
春は約50種250本の五色桜、河川敷の3万5千球のチューリップ花壇、秋にはコスモス、冬には梅などの四季折々の花も楽しむことができます。
園内には、多数の桜に囲まれた芝生広場や、足立のかつての「農」の風景を思い起こさせる水田、畑、古民家、大きな滑り台がある遊具広場、体験施設の人と自然の共生館、工房棟など多岐にわたる施設があり、老若男女どなたでも楽しめる公園です。
各季節で収穫体験が出来る農業公園になっています。事前申し込み・抽選制・先着順などイベントにより異なりますので、各イベントを公式サイトで確認が必要です。
収穫体験だけではなく、自然と触れ合うことが出来ますので、ピクニック気分で訪れても良さそうです。季節によっては、畑や田んぼ周辺でいろいろな虫に出会えるようです。
イベントが無い時は、芝生広場にテントを張って過ごすこともできるようです。遊具広場はそれほど大きくないため、遊具目的で訪れるのはオススメしません。
2024年 春の花まつり
今回は「2024年 春の花まつり」のタイミングで訪れました。本イベントでは上記ブースが出店されていました。
サラダ野菜の収穫体験
サラダ野菜の収穫体験は、1グループあたり500円の格安イベントで先着順でした。開園前から並ぶのは初めてで、どのくらいの混雑具合・人気具合か分からず、開園の30分前から並び始めたところ、3組目くらいで、開園15分前になると10組くらい並ばれていたので丁度良いタイミングでした。
集合場所の畑に行き、正門前の受付で渡された紙を提示します。公式の写真に映りたくない場合には、赤いストラップをつければ対象外にしてくださるそうです。軍手は持参が必要です。
ナビゲーターの講師の方がサラダ野菜に関して、実物を見ながらいろいろと講義をしてくださいます。畑の周辺を歩きながら、そらまめ・れんげ・いちご・さやえんどう・スナップえんどう・にんにく・にら・ねぎ等を紹介してくれました。ちょうど塾で春の植物を勉強したこともあり、出されたクイズに軽快に答えたりしてました笑。
実際の収穫は、水菜・ルッコラ・小松菜・ラディッシュの4種類でした!1グループにつき、1房になりますが、子どもたちの体験としては非常に満足です。兄妹で上手く分担して楽しみました。ただし、収穫物の写真は撮り忘れました笑。
ハーブ石鹸づくり
我が家は混ぜる素材の割合を間違えて、ちょっと柔らかくなりすぎてしまい、手がベトベトになりました笑。洗面所がすぐ近くになるので問題ありません。
粘土のように好きな形でハーブ石鹸を作るのですが、センスがなくて普通に丸いものだったり、単純な星型だったり、上手くできませんでした笑。
河川敷大花壇(チューリップ)
公園の外側の土手に一面のチューリップ畑があります。チューリップ畑の近くにテントを張って楽しまれてる方も沢山いらっしゃいました。
その他
桜をはじめとしたさまざまな植物を楽しんだり、芝生広場・高架下広場・遊具広場などさまざまな場所で食事が販売されていたり、そもそもの公園の雰囲気を味わったりすることができました。
ちなみに、芝生広場には出店が沢山ありましたが、出店の裏など空いてるスペースにシートを敷いてお昼を食べたりまったりされている方が沢山いました。テントを張られている方は居ませんでした。
足立区都市農業公園は、意外と知られていない穴場スポットのようなので、自然と触れ合い、自然を学ぶことができる公園です。機会があれば、次の収穫祭を狙って訪れたいと思います。