小学校低学年の我が子向けに「漢字」自習用として「ナゾトキ学習漢字ドリル」を購入しました。想像以上に良い教材でしたので、簡単にご紹介したいと思います。
「ナゾトキ学習漢字ドリル」とは
そもそも「ナゾトキ学習」とは、子どもたちが自主的に学習に取り組めるよう、子どもたちに大人気の「ナゾトキ」を学習教材と連動させた小学館の通信教育「まなびwith」独自の学習方法となります。
そのメソッドを漢字学習に取り込み、更には自作の謎解イベント・テレビ出演等で活躍中の東京大学謎解き制作集団「AnotherVision」が制作・監修しているのが「ナゾトキ学習漢字ドリル」になります。
①例文の雑学が面白くて博学になれる!
英語学習なんかでもよく言われますが、ただ単に単語を覚えてもすぐ忘れちゃうんですよね。例文のある単語帳を用いたり、自分で辞書を用いて例文を書いてみたり、実践を伴うことで覚えられると言われます。
漢字学習も同様で、漢字だけをひたすら覚えるのは無理で、適切な例文によって、漢字とその使い方を覚えやすいのです。その例文が雑学交じりでめちゃくちゃ面白い!
わが子もドヤ顔で親に色々と教えてくれます。更には、好奇心/探求心から「もっと先に進みたい!」と漢字学習に対する自主性を育むことが出来ます。
②漢字の総合理解度が問われる!
一般的な漢字ドリルには、ひたすら漢字を書込み練習して確認テスト要素が欠けていたり、確認テストに面白みがないものばかりでした。本書は、約10ページ(約20個程度)の漢字を覚えたところで、ナゾトキ要素を含んだ確認テストを折り込んでいます。
ナゾトキ確認テストが、単に漢字を暗記してるだけでは正解できず、部首のつくり等、総合的に漢字を理解している必要があります。そして、ナゾトキ自体も良い感じに難しくて、子どもの好奇心/探求心をそそるんですよね…。
③先取り学習かつ反復学習に向いてる!
本書は”漢字の練習量が少ない”というデメリットがある一方で、裏を返せば、ひたすら漢字を書いて練習するプロセスを省いて、漢字に慣れ親しむ、強いては先取り学習に重きを置いている、といえます。
これまた英語学習を例にすると、英単語学習は反復が大事と言われており、1冊の単語帳を1語1語大事に覚えるより、1冊の単語帳を短期間で1周してしまい、100周こなす方が定着するそうです。
漢字学習においても同様に、知らない単語にどんどん触れていき、子どもの好奇心/探求心を育みながら、反復を重ねて定着度を増していくことができます。子ども記憶力って大人の想像をはるかに超えてますよね!
他の漢字ドリルとの比較
調べて覚える漢字辞典ドリル
実は「ナゾトキ漢字ドリル」に引けを取らない、お気に入りの漢字ドリルを使用してたんですが、廃版になっちゃって、先の学年を買えなくなっちゃったんですよね。
名前の通り、漢字辞典形式で書かれており、使い方や書き込み練習例文がふんだんにあり、個人的にはかなりの良書でした!中古で買うことも出来るので気になる方は是非お試しください。
うんこドリル
言わずと知れた最近流行りの漢字ドリル。ちょっと「うんこ」推しが強すぎるんですよね…。
実践を見据えると、若干マイナス面を感じてしまいます(笑)未就学児の先取り学習や小学校低学年のお子様にとっては、漢字学習に対する親しみ/モチベーションの維持に繋げやすいですね!