ぐるっとパス2023を購入したせいもあり、GW後半の土曜日午後に、近くの東洋文庫ミュージアムを訪れてみました。
沢山の本が並べれられた書庫(モリソン書庫)写真のインパクトが強い博物館ですね。
博物館自体は東洋文庫にまつわる展示のため、子どもの興味に少々不安でしたが、開催中の特別展の予習をしてから訪れたところ、普通に楽しんでくれました!
「東洋文庫ミュージアム」とは
東洋文庫は東洋学の研究図書館です。三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館であり、世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられております。その蔵書数は国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊であり、内訳は、漢籍40%、洋書30%、和書20%、他アジア言語(韓・越・梵・イラン・トルコ・アラビア語等)10%です。
東洋文庫の基礎は、1917年に三菱財閥の第3代総帥岩崎久弥が、当時中華民国の総統府顧問を務めていたジョージ・アーネスト・モリソンの所蔵する、中国に関する欧文文献の膨大なコレクション(モリソン文庫)を購入したことに始まる。岩崎久弥はモリソン文庫に加えて和書・漢籍をはじめとする東洋諸言語文献を収集し、日本を含めた東洋全域を網羅するコレクションを構築したうえで、1924年に東京本駒込の地に民間の図書館兼研究所である財団法人東洋文庫を設立した。
館内展示物(1階)
1階はオリエントホールとなります。全体写真を撮り損ねました…。
1階の突き当りには、ガラス張りの窓の奥に庭(シーボルト・ガルデン)があり、開放感があります。更に奥に見えるのはカフェ(オリエント・カフェ)となります。
開放感のあるガラス張りの前で、タッチパネルを用いて過去の文庫を閲覧できる機器があります。
子どもは1595年製の日本島図に食いついて、江戸時代前であったり、北海道の記述がないことであったり、その他いくつか気付いた点を楽しんでいました。
壁面には江戸大江図のレプリカがありました。子丑寅卯…の十二支で方向が記載されており、子どもは興味津々…。自分たちの住まい近辺を確認したりしました。
館内展示(2階)
2階に上がると最初に圧倒されるのがモリソン書庫となります。インスタ映えするかと思います…笑。
2023年はシーボルトの来日から200年の節目の年になるようです。
公式サイトで情報を得ていたので「シーボルト」に関して調べて、中学受験にも出そうなキーワードを散りばめて、博物館に来るまでの道のりで予習しました…笑。
本文書は昔のフリガナや英語の読み方が振られており、子どもに理解しやすい歴史を感じられる文書でした。
シーボルトの予習をしていたのでNIPPONを見て興奮していました。
ミュージアムショップ
東洋文庫オリジナルグッズが販売されています。
特別展に関するパンフレットが販売されていました。
あまり見慣れないシリーズの歴史に関するポスター等も販売されていました。
レストラン・カフェ
シーボルトゆかりの植物が植えられた「シーボルト・ガルデン」を眺めながら食事ができるレストラン・カフェが併設されています。
1日10食限定の「マリーアントワネットのお重」という面白いお食事が用意されています。
「東洋文庫ミュージアム」アクセス
インスタ映えする書庫を眺めて、文庫を中心に歴史に触れながらのんびりと過ごせる博物館でした。
近くにある六義園とのセットのチケットもあり、六併せて訪れる方も多くいらっしゃいます。
施設名 | 貨幣博物館 |
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住所 | 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-3-1 (日本銀行分館内) |
電話番号 | 03-3277-3037 |
最寄駅 | 三越前駅/日本橋駅 新日本橋駅/東京駅/神田駅 |
入館予約 | 不要 |
体験施設 | 体験コーナーあり |